水にまつわるエトセトラ

■「水」にまつわるエピソードを調べてみました!

渡辺パイプでは、我々の生活に関わる様々な資源が有効利用されるべく事業に取り組んでいるようだが、そのなかでも重要なのが「水」だ。
そこで、「水」にまつわるエピソードや豆知識をリサーチし、興味深いものをピックアップしてみたので、以下をご覧くださいませ!

☆8/1は水の日

渡辺パイプでも、毎年8/1になると水にまつわるエピソードや歴史を専門ページで紹介している。
水の日が制定されたのは1977年、1年間で最も水の利用料が増えるこの時期に、水が「限りある資源」であるという事実を再認識し、また、ダム建設の重要性を説くべく、国土庁が決定した。

☆月に「大量の水」が存在する可能性が浮上

1970年代、月に着陸したアポロ15号によって採取されたガラス粒子によって、月に大量の水が存在する可能性が浮上したそうだ。
この粒子は火山が噴火をした際、マグマが内部に水を閉じ込めたまま結晶化したことで発生したのだとか。
以上の粒子について、アメリカの研究チームが改めて精査したところ、同じタイプの粒子が月のところどころに存在することが衛星写真により発覚。これにより「月の内部には想定以上の水がある」という意見が論文で発表された。
しかし、アポロ15号が着陸した当時から数十年、月に水がある痕跡は発見されてこなかったが、2008年になって上記した粒子を再度調査したことによりようやく可能性が浮上した。

その後、2009年にはNASAの実験により水と水酸基を発見し、つづく2010年には、岩石から水の痕跡が発見された。
2010年の調査の際に対象となったのは「アパタイト」という鉱石で、以上の発見から地質学者による「月は岩石のなかに多くの水分を隠し持っている」という説が浮上しはじめた。フランシス・マッカビンによると、「月の内部にある水を全て取り出したとしたら、水深約1メートルほどの海が月面全体を覆うだろう」との見解が発表された。

以前より月の研究は行われてはいたものの、大きな成果が出なかった理由が「サンプルとして採取できる火山岩の量がごく僅かしかない」であるという。しかし今回、研究者らによって衛星画像を用いた初めての試みが実施されることで、大きな可能性を持ち帰ることに成功した。

だが、最新技術をもってしても、具体的に月には「どの程度の水が存在するのか」については解明できていないそうだ。しかし、月内部に水が存在するという物的証拠が発見されただけでも大きな成果と言えるだろう。

当面の課題は、月の「凍った水」を採取することだそうだ。しかし、凍った水は水分を含んだ岩石以上に入手が困難とされている。
だからこそ、次の目標は明確と言えるだろう。

☆ウィスキーを美味しくする秘訣は「水」にある?

「ウィスキーに水を数滴垂らすと味が美味しくなる」
そんな噂が存在するそうだが、この謎をスウェーデンの科学者らが解明したらしい。
じつは、ウィスキーというものは「科学的に複雑な飲み物」である。ウィスキーはアルコール度数が40%になってはじめて「完成」と言えるのだが、ここで行われる「加水」に、味を左右する秘密が隠されている。
ウィスキーには、麦芽を乾燥させる過程で発生する「グアイアコール(有機化合物の一種)」という成分が含まれており、これが香ばしく豊かな香りを加えるのに一役買っているのだが、この成分には疎水性・親水性という両極端な特徴があり、研究の結果、グアイアコールは酒類の主成分であるエタノールと優先的に結合することが判明。
具体的には、エタノール濃度が27%以下だとグアイアコールは増え、45%以下になると、グアイアコールが液体の表面に近づくことで、風味を豊かにしてくれるという。また、59%以上で液面から離れるという傾向もあると発表された。
「ウィスキーは、瓶詰め前にある程度加水されるが、グラスに移してから更に加水することで、香りをより引き立たせることが可能になる」という結果が今回の実験により研究者たちにもたらされることとなった。
―――では、どれくらいの加水をすれば、ウィスキーを美味しく飲むことができるのか?以上の疑問について、具体的な回答は今のところ得られていないものの、グアイアコールの働きが活発になるパーセンテージは既に判明しているため、これらをヒントに色々と試してみると良いかもしれない。

☆「水」がつくる、古き良き、新しい東京

海外を訪れる外国人がくちぐちに言う共通の言葉がある。
「日本は美しい」
日本人としては、自分が暮らす国を手放しで褒められたとあってはもちろん悪い気はしない。
日本には、佐賀のように、昔から存在する水路を現代でも活用しているという例が数多く存在する。特に東京は、江戸幕府が誕生した当時、ほとんど土ばかりだった土地を政治の中心地にするべく様々な工夫が施されたため、今でもその名残が強く残る。東京の美しい川や自然は、300年程以前に人工的につくられたものが多いため、これらをまるで天然モノのごとく保存しているなんて、日本人に流れる血に生粋の「職人魂」が宿っているからこそ成せる技だろう。

―――が、1世紀前につくられたものをそのまま保存するということは、「古きを大切に」という現代人の粋な心意気によるところも大きいのでは。

2011年、「河川敷地占用許可準則」の改正が発表された。これを機に、各地の河川敷の様子が大きく変化していった。
東京都では13年から「かわてらす社会実験」と称し、隅田川と日本橋川の一画に開店する店舗の募集をはじめた。
ちなみに「かわてらす」とは「川テラス」、つまり「川床」を指している。川床とは、主に関西方面で多く見られ、屋外の川に面した位置に座敷をつくり、そこで料理や酒をたのしむという、元は納涼が目的のものである。
都は、期間限定で以上にあげた場所にのみ川床を設置し、そこで飲食店の営業を行うことを許可したところ、さっそく、14年春にオープンしたばかりの日本橋川沿いのレストランがこの企画に参加し、つづいてフレンチレストランや居酒屋などが参加を表明、東京に設置された即席の川床は少しずつ賑わいを見せはじめているようだ。

しかし、以上のように、川岸と飲食店が共同する地域というのは、周囲に住宅街が多い。そのため、地域住民による理解や協力は必須となる。住人のなかには、川岸に店が並ぶことでいっきに人が集まり、それがかえって異臭や騒音騒ぎ、自然の景観を損ねる事態につながらないかという不安を抱えているものも少なくないという。
そこで、「かわてらす」への参加を表明した各店舗が取り組んだのは「地域に溶け込むこと」だ。清掃や緑化活動のほか、店内を開放して食について学ぶイベントを開催したりと、積極的に様々な工夫を行ったとか。

これまで都では隅田川を中心に、14年には「人々が集い、にぎわいが生まれる水辺空間の創出」をコンセプトとし、人と文化と自然とが共存できるよう仕組みや水辺の整備を行ってきた。
キッカケは、「人々のなかで”川”の存在が薄れていった」ことだったそうだ。
過去に伊勢湾台風級の高潮に備えるための防波堤や、都が地震に備える目的で防潮堤の建設を率先して進めていったものの、それがかえって暮らしと川との間に大きな溝をつくる結果となった。また、工場移転の際、近隣住人から苦情が出た場合でも、「川と町が一体となった堤防」というコンセプトを発表することで、納得してもらおうという狙いもあるとか。
都は今後、強固な耐震対策を施し、飲食だけではなく、散歩やジョギングも気軽にたのしめる「隅田川テラス」の整備を進めていく方針だという。

他にも、川を生活に取り入れるためのアイディアが進行中だ。そのひとつが、隅田川沿いに船着き場を増設する「両国リバーサイドプロジェクト」。船着き場にスーパー堤防を設置し、防災対策にもしっかりと取り組み、都と墨田区が協力しあい、選出された民間事業者らが都有地と区有地に複合施設を建設するという活動には、東京の防災性の高さと古き良き文化を大切に残す国民性をアピールする狙いがあるようだ。
以上は、2020年の東京オリンピック開催に向けてお披露目が予定されている。
また、新たな交通手段として、都は隅田川と東京港に船運を取り入れようとしているらしい。こちらは既に社会実験が行われており、今後は観光の際の移動手段のひとつとして定着させていくという。

現在、開店したばかりのかわてらすの前を船が通る光景に、利用者からは様々な「気付き」が含まれた感想が寄せられているらしい。

☆寒い時期の脱水は「ドライフルーツ」でオシャレに解決?!

四季がある日本では、季節の移ろいで感じる変化は情緒があるものの、次々に来る気候の変化に心身が対応しきれず、そのせいで年に何回も体調を崩す方はきっと多いだろう。そう考えると、日本はつねに目まぐるしい変化に晒されているため、「ストレス社会」と呼ばれても、ある意味仕方がないかもしれない。
「日本に住んでいる」というだけで、それなりのストレスと相対さなければならないのだろう。

体調の変化において、意外と見落としがちなのが「水分」だ。
気温が極端に上がる夏は、汗をかくのに合わせて自主的に水分補給をするものだが、それ以外の季節、たとえば冬などは、暖かいスープやコーヒーは飲んだとしても、ただ単純に水分補給をする機会は少ないかもしれない。
しかし、極端に乾燥しがちな秋~冬こそ、最も水分補給が必要な時期だ。特に冬は気温が低下することで乾燥し、その影響で体内の免疫が落ち、様々なウィルスを自ら呼び寄せる要因をつくりかねないため、細かく水分補給をするなど、体調を安定させる工夫が必要だろう。

・・・が、だからといって、真冬に味のしないお湯や水をあまりゴクゴク飲みたくない・・・そういった声が世間から聞こえてきそうだが、そんななか、最近若い女性を中心に注目を集める水分補給法がある。その名も「フォンダンウォーター」。
このフォンダンウォーターなる飲み物は、炭酸水にハーブとドライフルーツを30分程度漬けたもので、元々は韓国発祥なのだが、昨今流行りの「インスタ映え」するということで、日本の女性らの人気に火がついたとか。たしかに、炭酸水のなかに浮かぶ色鮮やかなドライフルーツは、見た目にもキュートでお洒落だし、好きなフルーツを選んで「オリジナルフォンダンウォーター」を手作りし、周囲と差をつけるという女子心も満たすこともできるだろう。
「炭酸水に漬ける」というと、なんとなく手間がかかる印象がどうしても拭い切れないが、フォンダンウォーターの場合、かかる時間は非常に短く、また作業自体も単純なため、これも女子人気に火を付けた理由のひとつと言えるだろう。

・・・では、じっさいにはどのような作り方なのか。上記したように、非常にシンプル。①約2リットルの水or炭酸水を用意 ②①にドライフルーツを30分以上漬ける。これだけ!!
あまりにも簡単すぎて「これじゃ子供のオママゴトと変わらないじゃん!」というお叱りの声が聞こえてきそうだが、じつは、フォンダンウォーターはしっかりと栄養面でも効果があることが実証されている。生のフルーツを漬けるデットストックウォーターとは異なり、ドライフルーツには果物の栄養価が恐縮されており、デットストックと比べると糖分が高いことが難点だが、ある程度日持ちし、また食物繊維も豊富なのだとか。

生の果物はモノによっては身体を極端に冷やしてしまうが、その点元々水分が抜けているドライフルーツは安心!これなら、お腹が弱いだけではなく、冷え性に悩む女性にはピッタリ。(※ただ、ドライフルーツを使う場合は事前に注意が必要になる。ドライフルーツは中には保存状態を良好にするため加糖されたものも販売されているので、購入前に確認し、気になる場合は極端に甘みが加えられたものや農薬が使用されているものは避けるようにすること!)

じっさいの効果については、上記した食物繊維以外にも、「水分と栄養の補給がいっぺんにできる」という特徴が特に注目されている。他にも、便秘や肌荒れ改善など効果は様々だが、なによりも嬉しいのは、解消したい身体の状態に合わせて好きなドライフルーツを選べるところ!
代表的な効果は以下の通り!
・苺:肌の調子が悪い時に
・オレンジ:お腹のデトックスをしたい時に(オレンジに含まれるカリウムには余分な水分や脂肪の排出を促す力があるため、食べ過ぎの際に効果を発揮してくれるらしい)
・マンゴー:美肌になりたいあなたに!(果物は色が濃いほど”栄養価が高い”と言われ、またドライフルーツにすると失われがちなビタミンCも豊富)
・クランベリー:いつまでも若々しくありたい(真っ赤なベリーに含まれるアントシアニンには身体の錆を落とす強力な抗酸化作用があり、むくみや肌荒れに効果があるとされている)
・バナナ:便秘を改善したい時に(バナナは食物繊維豊富で、スムーズな排便をするのに効果あり)

☆宗教の対立よりも恐ろしい「地球温暖化」

宗教間の対立など複雑に事情が絡み合い争いが耐えない中東の問題に、昨今アメリカが介入することで更にややこしい事態へと発展してしまったが、それよりも深刻な問題が存在するという。
まず、イスラエルとパレスチナの対立には、現在以下の点が確認されている。
・3宗教の聖地であるエルサレムの帰属
・1967年第三次中東戦争によるイスラエルのヨルダン河西岸の占領
・↑を国連決議でパレスチナ人の所有であることが決定したが、今後この地にユダヤ人が入植した場合に発生する問題
・725万人のパレスチナ難民の帰還

複雑な問題が混在する中東で現在更に大きく問題視されているのが「降雨の減少」だ。中東では降雨量が著しく低下し、反対に地球温暖化の影響で気温が上昇傾向にあるという。2017年年末、2000人以上のユダヤ教徒がエルサレム旧市街にある「嘆きの壁」に集結したのも、じつは雨乞いが目的だったのだ。
・・・イスラエルとパレスチナが争う「エルサレムの帰属問題」には、この水不足が大きく関わっているのだが、一体どういうことだろうか?

「水」は昔から「資源」として重要視されてきた。
それは中東だけではなく、ここ日本でも昔から争いが起こる要因として扱われ、現代においてもいつ争いの火種が生まれるか分からない状態は変わらない。
1967年の第三次中東戦争において、最終局面でイスラエル軍がシリア領ゴラン高原を占領したが、ここには安全保障と同時に、「ヨルダン川上流~ガリヤ湖の水利問題で有利な立場になりたい」という要因も隠されていたのだとか。その後、エジプトと協力したシリアがイスラエルを奇襲、第四次中東戦争勃発と、複雑に関係性が入り乱れた争いが後を絶たないという状態がしばらく続いた。
特に、第四次中東戦争においては、パレスチナ解放運動に巻き込まれることを危惧したシリア政府が、解放に大義を置くのではなく「国民が安全に水を利用する」ことを重視して戦闘を開始したのだとか。
以上から、中東に長年沈殿しつづける様々な問題を更に複雑化させる背景には必ず「水」が絡んでいるという事実が確認できる。

ヨルダン川の水利問題は市民の生活資源として重要視されているだけではなく、地理的・政治的・そして宗教的にも大きな意味を持っている。この川は、シリア・レバノン・イスラエル3カ国の国境付近を通過し、アンチレバノン山脈・ゴラン高原~ガリラヤ湖を経由、ヨルダンの国境を通って死海へとたどり着く。
・・・以上を見て分かるように、ヨルダン川は、確執を持った国同士の「狭間」という、まさに微妙なルートを通るのだ。また、ヨルダン川にはイエスが洗礼を受けたという宗教的逸話も残されている。
上記したルートを地図で確認してもらえば想像できるだろうが、ヨルダン川はイスラエルにとって「生命線」なのだ。

・・・が、じつはイスラエル以上にパレスチナは更に大きな問題を抱え、水不足によるストレスは年々深刻度を増している。1967年からヨルダン川西岸はイスラエルが占領しているため、パレスチナ自治政府は自由に水資源を開くことが不可能なのだ。
2010年、イスラエルとパレスチナの水の利用量を比較してみたところ、イスラエル760万人が12億立方メートルだったのに対し、パレスチナ378万人は3億3360億立方メートルという結果が出た。
・・・つまり、パレスチナはイスラエルの約半数の人数でさえも、水の利用料はわずかイスラエルの1/4だったのだ。

パレスチナとイスラエルが抱える水利問題の背景には、両者政府の不和も大きく関係している。しかし、さすがに水利問題は全ての国中を巻き込むものであるため、他では国交が途絶えている両者でさえも、「水」に関しては長年協議を重ねてきたそうだ。その結果、両国の間で水の購入を可能とするシステムづくり(パイプ・プラントの建設)にGOサインが出されることになった。
以上の「合意できる部分のみ合意する」という決定について、賞賛の声が上がっている。イスラエルのハネグビ協力相は「双方の緊張を緩め、緩和に繋がる」と評し、また、今回の仲介役を担ったアメリカはグリーンブラッド特使は「新たな取り決めが相互の利益のための協力を促すことを期待する」とコメントしたそうだ。

両国が水利問題の解決に積極的に取り組むことは、膠着状態の両政府が抱える問題の中から「急を要する課題を精査する」という現実的な姿勢が垣間見える。以上の取り決めが決定された背景には、イスラエル、パレスチナ間を襲う降雨量の減少がある。今のところは、両国に水の行き来が約束されているため一旦は水利問題への解決策が確保できたかに見える一方で、このまま雨が降らない状態がつづけば、干ばつが発生し、イスラエル→パレスチナへの水の輸出量が減少することは確実だろう。

このまま行けば、イスラエルは2017年の取り決めを一方的に破棄する可能性すらあり得るが、そうなるとパレスチナの生活状況の悪化が今後の大きな課題として残り、それがイスラエルへの不満の「火種」を発火させることも考えられる。

☆最近ホットなワード「池の水全部抜く」とは??

「池の水全部抜く」
この不思議なワードが、最近テレビやネット中を闊歩している。
こちら、バラエティ番組のコーナー名かと思いきや、調べてみると、なんとこれ自体が番組名であることが発覚・・・こんなシンプルかつインパクト大なタイトル、今まであっただろうか?
(ちなみに”池の水~”とまんま書かれたWikipediaもあった。)
こちら、去年1月からテレビ東京の「日曜ビックバラエティ」にて不定期に放送され、ロンブーの淳やココリコの田中、そして自然環境保護の専門家を迎えたバラエティ番組となっている。
一見すると「トンデモ」な番組のようだが、じつは外来種が日本の池に住み込んでしまった背景や買えなくなったペットの魚を池に捨てるといった「人間の身勝手さ」にフォーカスするなど、現代ならではの問題を斬る非常に真面目な番組なのだ。それ以外にも、長年放置されていた池を綺麗な状態に戻し、どのような生物が棲息しているかなど現状を把握するといった自然保護&地域貢献の観点からもこの番組を楽しむことができる。

池の水を全て抜き切るには以下の手順を踏む必要がある。
①排水装置を使用して池の水を農業用水に流し、中の生物を動けない状態にする
②水を抜いた後出てきた生物を調査
③本来その土地に生息していないはずの外来種をより分け、生態系に悪影響を及ぼしかねないものは捕獲・駆除する
④数日間放置
⑤干上がった池のヘドロから窒素を抽出し、その後綺麗な水を池に入れて完成!

「池の水~」では、これまで都内の日比谷公園等メジャーな場所から鎌倉・千葉などの関東一帯で撮影・調査を行ってきたようだ。当初は月一のペースで番組が放送されていたが、2018年4月からレギュラー化され、周囲からは「抜きつくす可能性」が懸念されている。
これまで、各地域ごとに行われた取り組みはその都度ネットで取り上げられ、そこで得られた成果が詳細に発表されていたが、ここまで大々的に扱われるのは、視聴者やテレビ業界人が「単なる番組」として観ていない証拠かもしれない。
「池の水~」では、外来種の駆除以外にも、とんぼの幼虫を餌とするヤゴの退治など、その時ごとに自治体から依頼されるテーマは異るものの、一方、「外来種をそのまま敵と見なす」という姿勢には疑問も向けられているという。また、池の中の生物を餌にするため集まっていた鳥の姿が見えなくなるなど、「全部抜いた後」の池は一時的に以前とは様子が大きく異なるようだ。

また、最近は「専門家の不在」「在来魚の変死」といった問題も次々に明るみになっている。じつは、「池の水~」の現場には作業を指導、結果を詳細に分析できる専門知識を持った人間がひとりもおらず、捕獲した魚が酸欠状態でどんどん死に追いやられているという。
(ちなみに上記した内容は番組参加をした一般人から寄せられたものだそうだ)

・・・個人的には、「池の水~」にて行われていることを一般人が真似しないかが今後の懸念材料となるのではと考えている。もちろん、これらはそもそも自治体や専門家の許可がなければ実行不可能なため「悪ノリ」でできることではない。が、自然保護団体などが「にわか知識」のまま似たようなことを行う危険性は全く否定できない。

☆あなたにとって「水」とはどういうモノ?

まず、以下URLに掲載された写真を見て欲しい。

そして、とりあえず下にある説明文を読まずに、この写真が伝える状況を想像してみて欲しい。
ここに写る女性らは、一体何をしているのだろう?
水中で運ぶ不可思議な物体は何だろう?重くはないのだろうか?
単純に遊んでいるだけ?それとも―――・・・。

さて、ここで種明かしをしていこうと思う。
最初にこの写真が撮影された場所は「インドネシア」だ。そして水中で泳ぐ女性は上流に向かっているところで、引いているのは「約200個」の容器だという。
一体何故、女性が大量の容器を持って水中を移動する必要があるのか?

この川の上流には、飲料に適した綺麗な状態の水がある。その理由は、上流の川岸の土が天然のフィルターとなり、川の水を浄水してくれるからだ。ティナンブンに住む女性らは、容器ひとつにつき日本円で約4円という仕事を果たすため、毎朝4キロ、濁った水のなかを泳ぐという。
我々から見れば「4キロも汚い水の中を、しかもたったの4円で・・・」とつい無意味かつ過酷な労働に捉えてしまいそうになるものの、これが地元の女性らにとっては貴重な収入源になるのだ。
ティナンブンでは、新鮮な水の調達先が限定されているという問題を抱えている。水が遠く離れた漁村にしか届けられず、ティナンブンの中心には提供されないのだ。以上により、住民は長年不満を募らせてきた。

容器ひとつを満たせば日本円でおよそ0.4円、全て満たせばおよそ730円の収入があるというこの水汲みの仕事は、ティナンブンの6000未満世帯を支える重要な労働力とされている。
このような問題の背景には、昨今懸念されているインドネシアの環境問題が潜んでいるという。しかし、このような水問題に喘ぐ地域はインドネシアに限ったことではない。世界銀行はおよそ10年前、ジャカルタ近郊で海に流れ込むチタルムという川を「世界で最も汚染されている」とした。

政府は以前、チタルム川の浄化に乗り出したが失敗、2025年を目処にこの衛生上の非常事態を改善すると宣言したものの、現実的に見れば不可能であるとされているとか。

女性が水の中を、それも決して綺麗とは言えない水中を、長い距離をかけて進むだけではなく、その行為には、彼女らの家族だけではなく、ひとつの「街」全体の住人らの命が懸かっていることを想像すると、蛇口をひねる手が重くなる。
ティナンブンの住人らからは以前から抗議がされていたようだが、もしかすると、女性らは毎日くり返し水一杯のバケツを運ぶことにすっかり「慣れて」しまったのかもしれない。

女性ならではの大きな強みは「慣れ」だ。男性と比べ、初潮や妊娠と人生の移り変わりに身体ごと変わる生き物である女性は、ひとつひとつの物事に「慣れ」てしまうことで、これらをクリアにしていく。
・・・そう考えると、毎日の水汲みに女性が充てがわれていることにも納得がいくものの、男性の役割がいまいち見えてこない点に、根本的な問題が潜んでいるのではないだろうか?

☆何気ない存在だからこそ、とても大切

「離れてみて初めて親のありがたみが分かる」
ひとり暮らしをスタートしたばかりの若者によるお決まりのセリフだが、この言葉には、したいことを我慢して自分を育ててくれた両親への感謝と同時に、「”あって当たり前”と思い込んでいる対象の存在価値を再度認識する」といった意味合いも含まれているような気がする。
独り身の男女でも、高齢者でも、低所得者でも、障害者でも、「最低限の生活」が確保できる日本の現代は、どんな人間でもとりあえず生命が保証される分、他国と比較するととてつもなく安全な国だろう。
・・・しかし、日々の安心が保証され尽くしてしまった生活は個人から緊張感を奪い、ものや人に対する存在価値を見失う傾向がどんどん強まっているようにも思えるのだ。

しかし、「あって当たり前」と思い込んでいた存在―――例えば、スマートフォンやインターネットではなく、もっと生命に関わる根本的なもの―――が、明日唐突に「無くなります」と宣言されたら、我々はどういう反応をしめすだろうか?
そしてそれが「水」だったとしたら・・・?

我々が住む地球は海に囲まれた宇宙上でも稀有な星のため、きっと「水ならそこらじゅうにあるじゃないか」と考える人々は大勢いるかもしれない。実際に地球全体の水分量のうち約2.5%は真水なのだが、このうち70%は飲水として使用できないという。『水がなくなる日』という著書によると、地球上の水を風呂桶1杯にたとえた場合、飲めるのはわずかスプーン1杯分しかないそうだ。

考えるまでもなく我々が暮らす「日本」という国は「先進国」のひとつに数えられる。戦後の荒廃から先人たちが知恵を絞って日本ならではの技術力を開花させ、今や世界と肩を並べられる程の経済大国へと発展したこの国でも、日常に使用する電気や水には「値段」がつき、そしてそれは発展途上国も同じなのである。しかも、発展途上国の方が水の値段は高い。
例えば、我々にとっては単純に「50リットル」の水だったとしても、発展途上国に暮らす人々にとっては、自分たちの明日を支える貴重な資金源になり得るのだ。また、水は不足した場合価格が高騰し、一般市民にとってはますます購入しづらい厳しい現実が待ち構えている。

水の問題は、命を支える飲み水だけではなく、衛生面、特に「トイレ」も重要な課題である。日本のように昔から衛生面は非常に恵まれた国では想像しにくいかもしれないが、世界中にはまだまだ「トイレ」が不足している地域は数多くある。トイレなどの水場が整備されていないと、人は清潔さを欠いた状態で生活しなければならない。そうなると感染症など様々な疾患を引き起こすリスクが高くなり、下痢や嘔吐などの症状により更に環境を汚染してしまうという悪循環に陥る。
以上の問題によって、インドでは深刻な嘔吐や下痢によって発育不良を引き起こす幼児が後を絶たないらしい。

また、命を繋ぐといった意味では「食べ物」と水との関係性も考えなければならない。例えば「稲作」といえば、日本人なら米と水が密接に繋がっていることがすぐに想像できるだろう。じつは、日本食の要でもある「米を食べる」という文化は、我々を自然災害から守るための大きな役割も果たしてくれているのだ。田んぼに使用されている水は地下水の状態を整備するのにも一役買っており、それが洪水を緩和させてくれている。
稲作だけではない。例えば普段何気なく口にしている食事だけでも、たったいちどだけでおよそ数ヶ月分の水を消費したことになる。

人間は、無意識に関わっているだけで水を大量消費している―――そう考えると、今や誰もが手放せないであろう「スマホ」にも言及せざるを得ない。いつの間にかものすごいスピードで我々の生活に入り込んだスマホにも、じつは水が使われている。スマホ1台を完成させるのに、約910リットルもの水が必要になるそうだ。

この落ち着きのない社会のなかで、日々を巡る様々な形あるものにいちいち目を向けている余裕はあまりない。それこそ、普段の食事だけではなく、「スマホをつくるのにどの程度の水が使用されているか」にまで気を配ることは、正直不可能だろう。
だからこそ、「自分だけの目線」を持つことが大切なのかもしれない。他人とは異なる自分だけの目線や時間を有することで、日常の義務感から離れ、個人的な興味関心へと邁進することができる。
そうすれば、自然と自分が関わる物事の「はじまり」に目を向けることが可能になり、いずれ「水の使用量」にも関心が向くのではないだろうか?

大切なのは、現状を無理やり把握させることではなく、「意識を育てる」ことなのかもしれない。

☆意外と知らない、水にまつわる「不思議」

「なんで海と空は青いの?」
「なんで水に身体は浮くの?」
小さい頃、世間の常識や経験に囚われていない全く無垢な心の持ち主だったあの頃・・・何気なく目に入ったものに対して抱いた純粋な疑問を、両親にぶつけた経験はきっと誰にでもあるはず。ただ本当に不思議に思ったのか、それとも単純に親の気を引きたかっただけなのか、いずれにしろ、なんとなくぶつけた疑問には、結果的に「なんでだろうねぇ」という答えしか返って来なかった、というのが記憶の結末として多いのではないだろうか?
幼い時分は、とりあえず親からの返答があれば満足だった。しかし、解決できなかった疑問を、再度自分の子供に尋ねられたら、果たして答えられるだろうか?

―――考えてみると、「純粋な疑問」ほど、大人になっても回答を用意できないといったケースは多いかもしれない。

人間の知識欲を最も刺激する分野は「理系」だそうだ。確かに、なんとなく眺めていたバラエティ番組で、思わず「おっ」と声を上げてしまった内容は、そのほとんどが理系に関わるものだった、ということは多いかもしれない。

・・・さて、ここでは、『地球の雑学』という著書を参考に、「海がしょっぱい理由」をまとめてみたいと思う。「生命の源」とされる海が「しょっぱい」のには、一体どんな科学的根拠が潜んでいるのだろうか?
まず、海の水をしょっぱく感じる正体は「塩化ナトリウム」、つまり「塩」そのものだ。海水に含まれる塩化ナトリウム濃度は相当濃いらしいが、これが食塩をつくる際の原材料になる。
「海は何故しょっぱいか」という疑問を解決するには、「海には何故塩化ナトリウムが含まれているのか」という疑問を解決しなければならない。

その理由には今のところふたつの説が存在するため、それぞれ以下にまとめてみた。
①「地球の構造上、最初から”しょっぱかった”説」
地球が誕生したばかりの頃、じつは無数の溶岩が存在するだけで、海は無い状態だったという。その後海が誕生するまでには、気温が下がった影響で空気中の水蒸気が冷えて雨が降り、そこで発生した水が塩素ガスを溶かし、それが次第に水溜まりとして広がっていく、という経緯が必要になる。
同時に、火山ガスを含んだ雨が岩石に含まれるナトリウムを洗い流し水溜まりに流れ込んだ結果、海中に塩化ナトリウムが発生しはじめたとも言われているそうだ。

②「陸ができあがると共に少しずつ”しょっぱくなっていった”説」
約27億年前、地球上に誕生したばかりの陸には塩素やナトリウムが含まれていたという。それらが雨で溶け出した後、海に流れ込むと、太陽に照らされ水分のみ蒸発する。これを何度もくり返した結果、塩分濃度が上昇し、やがて「海自体がしょっぱく」なっていった。

①②の説のどちらが正しいのか、正確な答えを知る者は、現在この地球上には存在しない。それこそ「神のみぞ知る」だ。
が、例えば海に関係ある化石など、当時の「時間」を雄弁に語るものを調べ上げれば、いずれ①②のどちらが先なのか、分かることになるのだろう。
―――まさに、鶏が先か、卵が先か・・・それとも、第3の答えが見つかるのか、謎だらけだからこそ、太古と塩、そして「水」を巡る不思議は、決して我々を飽きさせることは無い。

☆「水分補給」だけでは回避できない、熱中症

先日、まだ梅雨の明けきらぬ時期だっただろうか、「熱中症により高齢者死亡」というニュースを偶然目にした。死亡した当人は、冷房がない密閉された空間で発見されたという。なぜ、高温多湿の日本でわざわざ不快な環境に身を置いていたのか理解に苦しむものの、ひとり暮らしの高齢者にとって、自分の身辺を快適に整えることは相当のエネルギーを消費するからこそ、我々には想像できない苦労の連続なのかもしれない。
体温調節が難しい高齢者や子どもはもちろん、若者にとっても日本の夏は熱中症という大きな危険が潜んでいる。それこそ、一歩あるけば自販機やコンビニに出会う現代だというのに、結局毎年熱中症により老いも若いも倒れるということは、年齢に関係なくもはや看過できない問題なのかもしれない。

こまめに水分補給、休憩をとり体力を温存する、寝不足に注意する、塩分をきちんと摂取する・・・これ以外に、日本の厳しい夏を乗り切り、「熱中症」という危険を回避する方法があるのだろうか?

まず、注意したいのが「梅雨の晴れ間」だ。梅雨のあいだは気温が高くとも雨によって多少涼しく快適に過ごすことができるものの、時折見せる晴れ間が急激に気温を上昇させ、その差についていけず体調を崩すケースは多いだろう。また、今年のように、梅雨があけてから急に気温が上昇し、連日30度超えとあっては、心身がバランスを崩し無意識のうちに悲鳴をあげていてもおかしくはない。心身がバランスを崩すと、自律神経が乱れて体内時計が狂ってしまい、夜に眠れず朝がつらい、なんてケースもあり得る。疲れがとれないまま30度超えのアスファルト・ジャングルに身を投じては、どんなに水分補給をしてもなにかしらの症状が出るのは当たり前かもしれない。

先日、知り合いから「暑すぎて子供がかよう小学校のプールが中止になった」という話を聞いた。イヤイヤ、こんな暑いときこそ快適な水泳の授業がなぜ中止になるのか、むしろ行ったほうが良いのでは?と疑問に思い調べたところ、以下の内容に納得がいった。


「のぼせる」なんて、未だかつてプール周辺の事柄で聞いたことがあっただろうか?35度を超える水温は、もはや風呂と同じだろう。涼しくさわやかな日や、1日の疲れを癒やす目的ならこの温度は適しているが、それでは本来の目的と大きくズレてしまう。
・・・屋外プールの利用が危ぶまれることを受け、今年は屋内プールが利用客で大混雑するだろう。

熱中症の危険は外に限った話しではない。「屋内での過ごし方」についても、専門機関から危険警報が出されている。
特に「寝起き」と「帰宅後」には注意が必要だ。就寝時は寝ているだけでも汗をかき、また連日こう熱帯夜がつづいては、寝苦しさのあまりきちんと休息が取れない場合も多いだろう。そのため、気づかず就寝中に熱中症にかかっている人間は多いと聞く。
もし途中で目が覚めるなら、なるべくエアコンで室温調節し、水を飲むことをオススメする。替えのTシャツをそばに置いておけば、汗だくで冷房に当たっても身体を冷やすことはない。
「睡眠不足は身体をこわす」と思って寝苦しいなか無理してじっとしているより、自主的に「快適な空間づくり」を心掛けた方が、たとえ寝不足になったとしても、夏の厳しさから受けるダメージを軽くできるだろう。それでも寝起きに頭痛などの違和感を感じたら、無理せずすぐに医療機関を受診するように!
次に「帰宅後」についてだが、外出中に日光を長時間浴びたとしても、家に帰り着いてから休めばいいという考えは甘い。外出中に熱中症を発症し、帰宅してから放置してしまうと、治るどころか悪化する可能性のほうが高い。とりあえず帰宅後は着替えと水分補給をしてから横になり、それでも違和感が抜けなければ、念のため医療機関を受診したほうが良いだろう。

最後にひとつ、「水分補給」について注意をしたい。
当たり前だが、夏は喉がかわく。しかもこの異常な暑さでは、余計に身体が水分を欲するだろう。
ここは勢いよく水をゴクゴク喉に流しこみたいところだが、「飲み方」に気をつけてもらいたい。いっきに飲んだ水は、身体に吸収されずそのまま尿と一緒に出てしまう。汗で排出された水分を補うのが「水分補給」の役割なのに、これでは意味がない。そこで「チビチビ飲み」をお勧めしたい。例えば、自宅リビングのテーブルの上に常温の水の入ったコップをひとつ置いておき、それを「思い出したとき」にひとくち飲む。ポイントは「喉がかわく前に飲む」こと。リビングを通り過ぎるときにコップが目に入ったタイミングでチョコチョコ飲んでおけば、喉が渇いたからといってがぶ飲みする必要はない。

ちなみに、市販されているスポーツドリンクは種類によって目的がまったく異なるので、以下を参考にしてもらいたい。
・熱中症対策:経口補水液(あくまでも”軽度の脱水症状”を緩和するためなので、これで熱中症を治療できる訳ではない)
・体調不良:ポカリスエット
・疲労回復:アクエリアス

☆都心だからこそ知りたい「水」の危険

最近、台風が多い。少し前に見た天気予報では、確か「8月中に計9回の台風が発生した」と言っていた気がする。そのすべてが日本列島全域に救いようのない大打撃を与えたわけではないが、少なくとも各地域には影響を与えたことは誰の記憶にも新しいと思う。
台風ではないが、つい先日も大雨の影響で井の頭線全線が数時間運転を中止したが、ちょうど帰宅ラッシュの時間帯にかぶってしまったため、足止めをくらった都心の働き人は多いのではないだろうか?井の頭線沿線の駅近くにある店も冠水するなど、こちらも東京の街中に様々な被害をもたらした。
(あの1分に1回程度の頻度で鳴り響く雷の迫力は恐ろしかった・・・・)

「東京」のような都会と「水害」とが頭の中で上手く結びつかない人間は意外と多いかもしれない。「洪水や冠水は自然が多い田舎や近くに海のある地域で発生しやすいもの」という認識が、都会人の頭に住みついているように感じるのだ。

・・・しかし、都会こそ、じつは水害が起きやすく危険な場所でもあるのだ。その答えは「アスファルト」にある。

基本的にアスファルトは水を吸収しない。しかし、土は水をどんどん吸収してくれるため、自ら水害を防いでくれる。アスファルトやコンクリートの多い都心の駅前広場などで冠水しやすいのは、もしかしたらそのせいではないだろうか?

唐突だが、以下URLに掲載された画像を見てもらいたい。
以上は、東京都内に大雨が降った場合、「洪水浸水想定区域」を想定して作成されたハザードマップだ。図を見てもらえれば分かるが、赤い部分が都内で洪水が発生した場合浸水する可能性が高いとされている場所である。
・・・このハザードマップが現実になれば、数日前の台風が再度東日本を直撃したら、「葛飾区」「足立区」「墨田区」「江戸川区」といった東京都心のど真ん中のほとんどが水に浸かる結果となる。
都心やビジネス街などはコンクリートが多いことを考えると、雨水が吸収されず地表に溜まるのも頷ける。それに、地下鉄が走る地域などは地形が窪んでいるはずなので、雨水が溜まる隙間となる可能性もあり得るだろう。

・・・ちなみに、ハザードマップは国土交通省のサイトで作成可能なので、是非身近な場所の安全確認に利用してもらいたい。

最早、東京を襲う恐怖は地震だけにあらず、もし地方で台風による被害が発生したら他人事と決め込まず、「自分が当事者だったらどのような助けがあるとありがたいか」をじっくり考える時間をつくるべきかもしれない。

☆「水」の不思議、再発見

渡辺パイプが運営する水にまつわる数々のエピソードを掲載するページには、水が身体にもたらす効果も紹介されており、非常に興味深く読ませてもらった。
それによると、水は喉を潤すだけではなく、食欲減退や眠気覚ましにも効果を発揮するという。たしかに、空腹時に水を飲めば多少落ち着くし、起床時にひとくち水を飲むだけで不思議と頭がスッキリする、といった数々の記憶が頭にうかんだ。

上記した内容だけでも根拠が見当たらないだけ充分すごいと思うが、更に東大が「従来の説をひっくり返す大発見」をしたという。

東大が発表した「水の不思議」について記事にする前に、記憶を小学校高学年~中学1年生あたりに巻き戻してもらいたい。
小学校低学年の理科の授業では、学校の校庭に生えている草花の生体や影、日光をつかった実験など、身近なものを用いた授業が多かったはずだ。が、高学年から中学生に上がる頃には、ビーカーやアルコールなど「道具」を用いた実験が増え、教師の安全確認はそっちのけでワクワクした記憶は誰にでもあるだろう。

・・・さて、道具を用いた実験がはじまったら、まず教えられるのは「水の不思議」ではないだろうか?温度や空気圧など、水は環境変化によって自由にその姿を変えることができる。きっと、道具を用いた実験を通して「”水”という存在の不思議とおもしろさ」に気付かされ、科学の世界へと興味を持った生徒もいるかもしれない。
将来的に科学の道を志さなかったとしても、身近に存在する不思議に対しては誰でも憧れの念を持った事がいちどはあるだろう。以下の記事は、そんな「少年心」をくすぐるような内容ではないだろうか?


東京大学生産技術研究所の田中肇教授らの研究グループが、「水」の性質に新たな可能性を見出した。水は通常、結晶化の最中に体積が増加するが、これは他の物質と比べて極めて稀な性質だという。それ以外にも、高温状態になった水は「フラジャイル(ガラスにならない)」、低温状態になった水は「ストロング(ガラスになる)」など、こちらも特異な性質であることは科学界においては周知の事実のようだ。
(つまり、水は温度が下がれば凍る=ガラス化するが、温度が高くなれば溶ける、という事だろう。)
以上はこれまで「特殊な転移現象」として広く理解されていたが、この度件の研究チームにより、構造を分子レベルで理解出来るようになったのだ。
具体的にはこうだ。高温の水は分子が乱れるため形を整えられないが、低温になった途端正四面構造に変化する。様々な観点から「異常」とされてきた水の構造は、じつは「正四面構造」という共通のキーワードから成立していたのだ。

この発見は、科学界において「水の熱力学的異常と動的異常」を覆すものとして、現在大きな注目を集めているという。

水は、我々にとって身近な存在なだけに、非常に謎の多い物質でもある。

  • 最終更新:2018-11-05 15:23:34

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